テイスト、やっと見つけたよ、君を①
令和最初の夏が終わろうとしていた頃。
スタイリストスクールの最後の講座が始まり、また課題と実生活に追われる日々…と思うと同時に、
自分のファッションについては、新しい壁にぶち当たっていました。
似合う物はわかった。好きだけど似合いづらいアイテムの似合わせ方、着こなし方も学んだ。体型ともとことん向き合い、外せないポイントや鉄板のテクも見い出せた。
のですが、
その中でどんな服を選び取って行けば良いのか?
好きだし似合うからといって、ぜんぶ取り入れればいいわけじゃない。相変わらずお金は有限だし、モノはあまり増やしたくなくて着回し力が大事だし、着回すことそのものが好き。
それにわたしが洋服で出かける場面と言えば、実家やスーパー、整骨院に行くか(腰痛持ちなもんで…)、一人で本屋や買い物に行くか、そんなのがほとんど。
友人や旦那さんと遊びに行くこともたまにはありますが、そんな日用のキメキメな服ばかり持っていても、着る機会がたくさんあるわけではなく…どちらかと言うと、「普段着」の方が必要です。
たくさん服が買えない実情&買いたくない心情で、オシャレ着ばかりはいらない状況。
でもいつでもオシャレでいたい。ならどうやってワードローブを構築していけばよいのか?
それを考えに考えた結果、
「テイスト」を絞って洋服を選ぶ
という答えに辿り着きました。
わたしが絞り込んだテイストとは
「カジュアル」
「トラッド」
「レディ」
の3つです。
まずカジュアルについてですが、わたしの言うカジュアルは、
気軽に着られて(家で洗える、着心地や履き心地が良い)、機能面が優れていて(軽い素材や、乾きやすい素材)、着回しやすい、といった特徴がある服です。
例えば、シンプルな無地のカットソー、ボーダーTシャツ、カーディガン、楽ちんなスニーカー、冬場のダウン、エルベシャプリエのバッグなど。
↓これが欲しくてたまらない記事
言い換えれば、ワードローブのベースになる、ベーシックなアイテム達と言うことです。
お次は「トラッド」。
伝統的な、と言った意味のこの言葉ですが、わたしのトラッドは、「アイビー」や「プレッピー」な要素も含みます。紺ブレ、チェック柄、ストライプ、メガネ、革のバッグなど。
このテイストはもともと好きでしたが、わたしの外見要素との関連を探ると、
わたしの顔パーツ診断の結果は、「マスキュリン×アダルト」。マスキュリン要素がある人は、直線的な柄や形が得意なのです。
そう、ブレザーもチェックもストライプも、形と柄は直線でできており、わたしの顔立ちに非常に似合いやすいのです。また素材で言うと、この顔タイプは硬さと厚みがある素材が得意。重厚なブレザー、レザーの靴・バッグ・時計など…素材的にも似合うものが多そうです。
さらに、アルバイトの日はコンタクトですが、休日はメガネで過ごしたいので、それだけでトラッド度+1。日頃もついついトラッドしたくなります。
好きな上に似合いやすく、普通な日でも香らせやすいこのテイスト…!今後パーソナルスタイリストの仕事をしていく上でも、信頼感みたいなものも表現できそう!取り入れない理由がないと判断しました。
最後に「レディ」。
これはただの「フェミニン」(女性らしい)ではないところがミソです。
レディと言うと、どんなイメージを思い浮かべるでしょう?
私が真っ先にイメージするのは、オードリー・ヘプバーンです。
パールのアクセサリー、真っ赤や真っ黒のパンプス、スカーフづかい、たっぷりの布が使われたサーキュラースカートなど…レトロでクラシカルな50年代風のファッションが浮かびます。
私はそういったアイテムも好きで、グッドガールで品があって、女々し過ぎなくて、どこか小粋…そんな雰囲気に憧れているんです。
A WORLD OF FILM より
さらに外見要素で言うと、こちらは体形的な面でリンクするところがあります。
体型診断では正面A型で上半身がガリガリ貧相、でも下半身が気になるわたしは、首の詰まったトップス+ミモレ丈のフレアスカートを着て、首元にスカーフを巻いたりすると、体型の悩みを全て解決できます。まるでオードリーファッションそのもの!
「好き」と「理想」が叶うのはもちろん、わたしの体型カバーにも向いているテイストのようです。
↓体型診断とわたし独自の悩みによる服選びの詳細は、以下の記事にあります
次の記事では、これらのテイストをどんな風に自分のファッションに落とし込んで行くのか、詳しくご説明したいと思います。