重ねてみちゃう?2019秋のアウター、4着



 

 

 

タイトルをご覧になって、おかしいと思った方もいらっしゃいますよね?

 

「少ない服で着回す」や「ミニマルなファッション」といった言葉が散りばめられているこのブログの主の、ワンシーズンのアウターが4着とは…

 

 

 

 

しかしスタイリストの勉強をしているために服が増えていることと、次の春も着ることを見越して購入したものもあるので、決してミニマルファッションをないがしろにしているわけではありませんので…!

 

 

 

 

今回はせめてもの償いとして、一着一着の魅力が最大限発揮されるような、この4着同士の組み合わせを考えてみましたので、ご覧に入れますね。

 

 

 

 

 

まずはアイテムをご紹介。

 

 

 

 

 

①トレンチコート(le.couer blanc)


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トレンチ、一枚持っていると何かと安心しますよね。(結婚式のおよばれドレスの上に羽織る風潮だけは、なんだかなと思うのですが)

実はスタイリストスクールのお買い物同行の実習で、同期が私に選んでくれたものなんです。丈が長めだったので、重心が下がらないようお直し屋さんに持っていって、わたしでも着こなせるように詰めてもらいました。春物のセールだったのか少し安くなっていて、14,000円ぐらいで買えました。

 

 

 

 

②ダブルテーラードジャケット(STYLE BAR)


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ZOZOTOWNで見つけて、ずーーっと買う踏ん切りがつかず、半年ぐらいお気に入りに登録していましたが…ある時2つのセールが重なったタイミングが訪れ、この秋とうとう購入しました。

テイストについての記事でも触れましたが、トラッド好きなわたしとしては、ぜひとも手に入れたかったアイテムでした。初挑戦なので、色んなコーデを試してみたいです。

 

↓テイストについて

rie156156.hatenablog.com

 

 

 

 

 

③マウンテンパーカー(Vis)


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今年の春買ったもの。これもZOZOで。取り外しできるキルティングの裏地がついていて、軽くて暖かい…機能性を評価してこの秋も着たいです。明日からの旅行にも着ていこうっと。

 

 

 

 

④フリースブルゾン(GU)


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去年の秋に買いましたが、今年はより一層、ボアフリースのアイテムがたくさん出ているように思います。最近のとある雑誌の付録にも、パタゴニアのでしたか、こんな素材の巾着バッグがありましたねー。ベーシックなコーデでもアウターがこれだと、トレンド感を簡単に纏えるので、続投決定。やっぱり軽くて暖かい…

 

 

 

 

 

 

では、アウター同士の重ね着のご紹介です。

 

 

 

 

◆トレンチ+テーラードジャケット

雑誌でもたまに見かける組み合わせです。マニッシュにしたい時にぴったり。


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◆トレンチ+フリースブルゾン

ちょっとボーイッシュな雰囲気。もっとガチスポーツなデザインだったら、より今年っぽくなりそうですね。


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◆マウンテンパーカー+フリースブルゾン


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河原でテント張ってコーヒー飲みたくなりますね…笑

今はアウトドアブランドのアパレルが非常に人気ですので(ワークマンとかもね)、こんな組み合わせでも自然に街に溶け込めそうです。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?今年は暖冬で季節の進みも遅いとのこと…正直コートはまだ買わなくても、この組み合わせを駆使して今年は乗り切れそうな気もしています。笑

コート選びも楽しいですが、その前に、お手持ちのアウターを重ねて新しい着こなしができないかチェックしてみてもいいかもしれませんね!

 

 

 

もうウチら何年友達やってる?なぁ、ボーダー

 

 

 

 

セントジェームスのボーダーカットソーを、5年近く愛用しています。

 


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 リアルに洗濯中の写真です。笑

 

 
 色は白×黒です。
 
 

 

 

買ったのは、究極にシンプルなノームコアファッションが流行していた頃。わたしもその頃は、誰もが知ってる定番なもの、多少高くても流行り廃りなく着られそうなものに惹かれ始めていて、代官山本店まで出向き、きちんと試着して買い求めたのでした。

 

 

 

 

こちらのナヴァルという型は、ご覧のとおり中央部分にしかボーダーがないタイプ。でもそのおかげで、シンプルで大人っぽく見えます。しかも、他に柄物のアイテムを合わせても、柄の面積が少ないので、うるさくなりづらいのです。柄on柄が最近楽しいわたしですが、色んな柄と相性がいいので、以前よりも手に取る回数が増えました。

 


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チェックのマフラーとも


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ヒョウ柄のベルトとも合っちゃいます

 

 

 

 

もうひとつ気に入っているのは、ネットに入れずに洗濯機でガンガン洗っても、しっかりした生地感はそのままなこと。さすがに袖は縮んで9分丈ぐらいになりましたが、それが非常にいい塩梅でして、一枚で着るとうまいぐあいに手首がのぞき、抜け感が出ます。縫い合わせ部分の糸がほんの少しほつれてきているところもありますが、現在の着用頻度のままなら、あと1~2年着られそうな気はします。

 

 

 

 

 

ちなみに買った当時の値段は11,000円ほどでした。(現在の公式サイトでは、14,580円とあります)

 

 

 

 

11,000円のカットソー。うん。高いですよね。

 

 

 

 

しかしこれを4年半ほど着用しているので、年単位で割ると、一年あたり約2,400円です。もしあと2年着られたら、1,700円になります。

 

 

 

 

2,000円台のカットソーなら、買えない値段ではないし、むしろ安い方に入りますよね。

 

 

 

 

わたしも今はあまり洋服にお金は掛けられないし、プチプラの魅力も十分わかっているのですが、

 

 

 

 

 

この服のように、いつもクローゼットにいてくれて、困ったときや時間のないとき、すぐに力になってくれる。どんなボトムやアウターも受け止めつつ、アクセントになってくれる。しかも長く付き合える。そう、例えるなら…ウマが合って家も近所で、飲み会に誘えば必ず来てくれて、コミュ力は高く、みんなに話を振って場を和ませてくれる、頼りになる女友達のような存在。(いいのか?この例えで)

 

 

 

 

 

 

スタイリストという立場上、同じアイテムの着回しばかり考えるのは良いことばかりではないかもしれませんが。そんな洋服や小物たちに、これからも出会って行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

エルベシャプリエを、断捨離

 

 

 

今年の春、エルベシャプリエのバッグを一つ手放しました。

704GPノワール×ノワールです。


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手放す前に記念撮影



 

 

およそ3年前に購入してから、どんな服でもどんな靴でも合うこのバッグは、通勤で毎日使っていました。

 

 

 

 

持ち手や中が少し汚れてきたけれど、まだまだキレイで現役。それなのに手放したのは、一回り大きい708GPを新たに購入したからです。今年の春からスタイリストスクールに通うようになり、都内へ行く機会が増え、持ち物も財布やポーチの他に、テキストと筆記用具と飲み物…。さすがに704ではパンパンになってしまい、手提げタイプでは移動や乗り換えの時も持ちづらく。

 

 

708なら持ち手が長いので肩にかけることができ、容量も少し大きめ。色も同じにしたので、用途と色が同じバッグは、ミニマリストでなくてもいるまい…ということで代替したのでした。


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新しい708GPと、なぜか一緒に撮ったフェイラーのハンカチ

 

 

 

 

そうと決めたらさっそく行動。いつものメルカリに出すと、ものの数分で買い手がつきました。即時決済してくださったので、すぐに発送できる流れに。めでたしめでたし…と思いたいところでしたが、

 

 

 

 

 

ふと隣にあったこのバッグに目をやった瞬間、生まれて初めて、モノを手放すときに「寂しい」という感情に襲われたのです。

 

 

 

 

 

704を両手でそっと持ち上げると、月並みな表現ですが、ともに過ごした日々が走馬灯のように蘇ってきました。

 

 

 

 

たった3か月で辞めてしまった会計事務所の面接のときもついてきてもらいました。もちろんそこで働いていた時も。

 

 

 

そのあと派遣で年末調整の仕事をしていた時も。大手の会社で、社員さんはみんな専門分野に長けたエリートばかりで、自分は派遣。でもなんとなく、このバッグが自分に自信を持たせてくれているような気がしてました。

 

 

 

ホテルフロントのアルバイト時代は、一日立ちっぱなしでヘトヘトな毎日…だけど、このバッグを持っていくことが何となくうれしくて、毎朝家を出るたびに、よし、今日も行ってこよう!とスイッチが入るようでした。会社までの道のりも、これを携えていることで、少しだけ胸を張っていられました。

 

 

 

 

思えばこのバッグで通勤していた間は、長年勤めたカーディーラーを辞め、わたしは何をしたいんだろう?何ができるんだろう?とずっと模索していた時期でした。

 

 

 

 

結婚もしていない、正社員でもない。責任の重くない割を非正規という立場で、自分を探しながら、できることや目の前のことを、ひたすらこなす毎日。

 

 

 

 

自分のスペックに自信がない分、このバッグがそれを補ってくれていて、頑張れ!大丈夫だよ!って応援してもらっていたような気がします。

 

 

 

 

でも、新しい飼い主…じゃなくて持ち主が見つかった。もう手放すと決めてしまった。早く送らなくちゃ。

全文は忘れてしまったのですが、仕事で辛かった日々を支えてくれた、相棒のような存在でした…と綴ったメモと、緩衝剤をぎゅっと詰めて梱包し、発送。数日後、届いた旨を知らせる取引メッセージには、

 

 

 

「楽しいお話をありがとうございました!大切に使わせていただきます。」

とありました。

 

 

 

 

うん?楽しいハナシをしたつもりではなかったのですが…笑

でもこの方の元で、きっとまた頑張ってくれる。買ってくれたのがこの方で本当によかった。

 

 

 

 

バッグは生き物ではないけれど、もし一言伝えるとしたら、側にいてくれて本当にありがとう、と言いたい気持ちです。

 

 

 

 

 

704との付き合いはこうして幕を閉じましたが、わたしはあのバッグのことを、ずっと忘れないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの好きなミニマリストの方々

 

 

 

わたしはミニマリストではありません。

ミニマリストもどきです。

 

 

 

 

 

家の中の物の量はそれほどでなくても、日々の生活に追われると、つい整理整頓を怠りがちです。旦那さんにも、これはここにしまえ!とか強制しているわけでもなく、彼には彼の住所不定のモノが溜まっているエリアがあったりして、そのへんの片づけをたまに促すくらいです。

 

 

 

 

 

しかし洋服に関しては、少数精鋭で回せて、いつも納得のいくコーディネートができるようになってきたかな、と少し自信がついてきたように思います。これはスタイリストの勉強を始めたおかげなのは言うまでもないのですが、ミニマリストの先人達のように洋服を減らし、その方々の着回しの手法や洋服の選び方を参考にさせて頂いてきたからでもあると思います。

今回は”パーソナルスタイリスト×ミニマリスト”になりつつあるわたしが影響を受けた方々について、語りたいと思います。

 

 

 

 

 

近藤麻理恵(こんまり)さん

活動の拠点をロサンゼルスに移し、米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた、今や超有名人のこんまりさん。わたしが断捨離に目覚めた、最初のきっかけになった方です。

 

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

人生がときめく片づけの魔法 改訂版

 

 

「ときめくものだけ残す」という感覚や感情に訴える片づけの方法は、誰も言い出したことのない斬新なものだったと思います。特に下着の収納の方法は、引き出しの中が色とりどりのお菓子を並べたショーケースになるようで、今でも自分の下着を出し入れするたびに少しうれしくなります。ええ、わたしも女子なんです。

ゆくゆくはこんまりさんのように、きちんと整理整頓された部屋に、オシャレな飾り物をさりげなく効かせる…そんな理想の家に住みたいなぁと夢見ています。

 

 

 

 

 

 

ゆるりまいさん

自称「捨て変態」。この方のガラーーーンなお部屋の写真、見た事ありますか?笑

東日本大震災を機にミニマリストになっていった経緯を漫画で描いた「わたしのウチには、何にもない」は読み物としても面白く、わたしも3巻まで持っています。またこの方も「お気に入りだけに囲まれて暮らす」はこんまりさんと共通していて、清々しいほどモノがないお部屋と、収納の中に調度品のように収められた雑貨や食器などのセンスがとても素敵です。

わたしはさすがにここまではなれませんが、美しい収納の仕方や物欲に打ち勝つ方法など、参考になります。

 

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります

 

 

 

 

 

 

 

やまぐちせいこ さん

 

こちらの本↓

服を捨てると幸せが見つかる 毎日が心地よく変わる「片づけ」レッスン

服を捨てると幸せが見つかる 毎日が心地よく変わる「片づけ」レッスン

 

ファッションの系統が違うので買うまでには至らなかったものの、モノトーンの洋服に赤や黄色の靴下でアクセントをつけるコーディネートがとても素敵で、これが発売された当初、地元のブックカフェに通っては熟読してました(買おうよ)。

 

 

この方は著書も多く、同じはてなブログ「少ない物ですっきり暮らす」の他、最近ではYouTubeにもたくさんの動画をアップされてます。動画は相変わらずセンスと効率のいい着回しに、アコースティックギターの軽快なBGMも心地よく、ついつい見入ってしまいました。わたしもこれからもマメにチェックして、参考にさせていただこうと思います。

 


【ミニマリスト】7着で25コーディネイト!少ない服で着回すコツを紹介。

 

 

 

 

 

 

 

おふみさん

 

かわいくてオシャレなイラストが目を引くおふみさん。

「私服の制服化」といったテーマで着回しを実践されていらっしゃいますが、毎シーズンの確かな洋服選びには脱帽です。着回せて、オシャレ。同じコーデは何回も着てOK。ブログ「ミニマリスト日和」の他、YouTubeもやってらっしゃいます。


【バッグの中身】最小限の荷物セット。What's in my bag?おふみ

 

 

 

おふみさんの洋服の買い方はとても計画的で、何を買ってどう組み合わせるかだけでなく、どこでどう買うかもしっかり決めてから買い物されているようです。雑誌を参考にしたり着回しを考えて、着たいものを具体的にイメージし、手持ちの服とともにイラストに描き、それをもとに、シーズン初めにまとめて購入する…といった感じ。

 

 

 

わたしも同じような手法をとってみたら、納得のいくワードローブをだんだんと揃えられるようになってきました。イラストが苦手でもスマホのメモなどで手持ちの物を箇条書きにするだけでも、わたしの場合は頭を整理できました(買い物中に行き詰ったとき、いったんカフェに入ってこんな事をしています笑)。買い物の失敗が多い方、この方法オススメです!!

 

 

 

 

 

【番外編】しぶさん

唯一の男性なのですが、何年か前にこの方の著書か何かで見たワードローブで、アウターに黒のスウェットパーカー・ブルーのレザーライダースジャケット・ネイビーのステンカラーコートをお持ちになっていて(記憶があやふやなので、色がこの通りではなかったかもしれません)、真冬にそれを全部重ねて防寒する着こなしが、今でもとても印象に残っているんです。一億総活躍社会とはこのことだなと(?)。

例えば3月のはじめごろなど、まだまだ真冬並みに寒い…でももう暦の上では春だし、冬の季節感出したくない…みたいな人には非常に有効なテクだと思います。薄手のものをたくさん重ねた方が保温性に優れているという説もありますし。

 

ちなみに今ではより機能的なファッションをお好みのようで、洋服選びもスティーブ・ジョブズさながらです。わたしも男に生まれ変わったらやってみたい。


【全11着】クローゼットの中身と着こなし by ミニマリストしぶ

 

 

 

 

 

 

以上、わたしが影響を受けた5人の方を紹介しました。洋服の着回しだけでなく、生活を少しでも良くしようと様々なことを実践されている皆さん。わたしも快適でムダのない生活を送れるよう、少しずつ色々試していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

テイスト、やっと見つけたよ、君を②

 

 

 

前回の記事では、

似合う」「着やすい」「好き

に加えて

 

 

 

 

少ない服で着回す

 

 

 

 

も叶えるため、

 

 

 

 

自分のファッションの「テイスト」を

 

 

 

 

カジュアル

トラッド

レディ

 

 

 

 

の三つに絞り込むことにした、というところまでご説明しました。

コチラ↓ 

rie156156.hatenablog.com

 

 

 

 

 

ではそのテイストを、どうファッションに落とし込んでいくのか。

今回はそのお話をします。

 

 

 

 

 

 

結論から言うと、

 

 

 

 

 

それぞれのテイストをTPOに合わせて

「ミックス」して取り入れる

 

 

 

 

 

ことにしたのです。

 

 

 

 

 

ある日は「カジュアル×トラッド」

またある日は「トラッド×レディ」

 

 

 

 

のように、

 

 

 

 

今日はこのテイスト、と決めないで、一つのコーディネートに2つのテイストを共存させるということです。

 

 

 

 

 

理由は2つあります。

 

 

 

 

 

 

まず、一つのテイストだけで固めたコーディネートは、今日では返ってダサいのです。

 

 

 

 

 

 

想像してみて下さい。

上から下まで、テーラードジャケット、襟付きシャツ、チェック柄のスカート、ローファー、四角いバッグ…

 

 

 

 

 

ただのティーチャーかスチューデントですよね? というかキメすぎの頑張りすぎなような…オシャレ、とはあまり言えません。

 

 

 

 

 

これを、例えばインナーをロゴTシャツ、靴をハイテクスニーカー、バッグをボディバッグに替えれば、トラッド×スポーツのミックススタイルの完成です。スポーティな小物も継続して人気の今、一気に垢抜けると思いませんか?(VERYやDomaniなんかを見てると、こんな感じのオシャなワーママさんがたくさんいらっしゃいます)

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スポーティとフェミニン、半々のスタイル(LINE NEWSより)

 

 

 

 

 

 

テイストをミックスしているということは、単純(一つのテイスト)でなく複数なので、複雑であると言うこと。その複雑さがオシャレに見えるのです。

 

 

 

 

 

 

 

もう一つの理由は、実生活に取り入れやすくするためです。

 

 

 

 

 

 

例えば、冬のとある一日。

今日は女友達と買い物の予定で、たくさん歩きそう。寒くなりそうだし、軽くてあったかいダウンと、歩きやすい低めヒールのショートブーツにしよう。それとデニムに、いつものシンプルなニットとバッグ…


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あれ?確かにラクですが、ずいぶん無難なスタイルになってませんか?

相手は女友達だし、洋服を買いにいくなら、店員さんもショップの雰囲気も他の買い物客も、周りはみんなオシャレそう。

それに少しぐらい、休日のお出かけ感みたいなものも盛ってもよくないでしょうか?

 

 

 

 

 

ではボトムはフレアスカートにして、ファーバッグとアクセサリーを数点プラス。

これなら「ダウン」や「ローヒールブーツ」と言う機能や履き心地のよいアイテムを選びつつも、オシャレに気を遣ってる感も出せます。


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これで、アウターはフェミニンなノーカラーコート、フリルなんかがついたトップス、足元はパンプス…と全部着替えてしまうと、トゥーマッチでフェミニンの終着駅に辿り着いてしまいます。盛りすぎってやつですね。

 

 

 

 

 

 

このように、テイストミックススタイルは、機能性とオシャレ度を自分でコントロールして、シーンに合わせることができるばかりか、それによって今っぽさも加えられるのです。いまは令和、ゆるっとしたシルエットや「抜け感」という言葉が大歓迎される現代においては、やりすぎ盛りすぎはオシャレではないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、3つのテイストの組み合わせパターンと、着用シーンをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

カジュアル×カジュアル

気合度1 スーパー・実家・病院など、気を遣わない外出のとき。

特にオシャレでなくてもいいシーンなので、これに関してはミックスではありません。

誰でも持っているような、Tシャツとデニムとスニーカーとトートバッグって感じです。気をつけることと言ったら、色の組み合わせぐらいです。

願わくばそんなときのためにエルベシャプリエのバッグをもういくつか揃えて、取っ替えひっかえしたいです。

 

 

 

 

 

カジュアル×トラッド

気合度2 一人で買い物(洋服など)に行ったり、ブックカフェに行ったり、義両親と会うなどの予定があるとき。

少し人の目を気にするときです。休日はこのように一人でフラフラ出かける事が多いのですが、ラクでいたいので、ほとんどメガネで過ごします(バイトの日はコンタクトなので)。するとメガネが起爆剤となり、ついトラッドコーデに振りがちなのです。ブックカフェにもなじむし、義両親にもグッドガールを感じさせることができて、Win-Win-Winなスタイルです。

今はトラッドスタイルのアイコンとして紺ブレを狙っています。

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春と秋になるとちょろちょろ出てくる紺ブレ(mamagirl.jp)

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カジュアルなパンツ合わせが人気みたいです(cubki.jp)

 

 

 

 

 

 

カジュアル×レディ

気合度3  女友達とランチや女子会、旦那さんと食事に行くとき。

わたしの友人はだいたいが付き合いの長い、気心知れた友ばかり。なので、友達に差をつけたオシャレ…というよりは、自分も相手もリラックスできるようなスタイルが多いです。とは言えいつもよりはオシャレにしたいので、カジュアルアイテムにレディをプラスして、その時間を楽しむ気持ちも表現します。フェミニンなブラウスとパンプスでめかし込んだら、ボトムはデニムにしたり、と言った具合です。

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サーキュラースカートにカジュアルなニットでやり過ぎ感ゼロ(instagram.com@rococo39))

 

 

 

 

 

 

 

トラッド×レディ

気合度4  スタイリストスクールに行くときや、スタイリストとして活動する場面で。

このミックスに関しては、まだ実現はしておらず、今後目標としているスタイルです。似合うと大好きの組み合わせで、わたしらしさが表現できるかな、と思っています。トラッドなアイテムは直線、レディなアイテムは曲線で構成されていることがほとんどなので、「形」もミックスできます。

しかしどちらも「クラシカル」という共通点があるので、わかりやすい(受け入れられやすい)ミックススタイルが叶いそうです。

 

 

 

 

 

 

【番外編】レディ×カジュアル

気合度5  記念日ディナーやお祝い事など、少し緊張感のある予定のとき。

これはカジュアル×レディの語順を入れ替えただけではありますが、改まった席やシックなレストランなど、できるだけキレイめにしたいときです。年に一~二度あるかないか…なので、最もアイテム数が少ないフェミニン部隊を総動員しつつ、さらにカジュアル(ベーシック)をひとつまみで出来上がりです。そもそもワンシーズンのワードローブで、上から下まで全てレディなアイテムが揃うことがほとんどないのですが、やり過ぎなくて済むのでそれでいいと思っています。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょう?

 

 

 

 

 

 


自分のファッションが定まらなくて、何を買ったらよいかわからない方…テイストを軸にワードローブづくりをしてみる方法、ぜひお試しください。

 

 

 

  

断捨離2019~さよならラメサンダル~

 

 

 

 

令和元年の夏が終わり、ラメ素材が使われた靴を2足断捨離しました。

 


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ゴールドのスライドサンダルは、ピシェアバハウスのもの。3年目になり、今年は非常に出番が少なかったのと、ラメの剥がれが加速してきたので手放しました。

 

 

 

 

 

シルバーは、今年買ったばかりのグローバルワークエスパドリーユ。こちらは軽いし裸足でつっかけられるしソールはクッション性抜群だし砂埃は入ってこないし…で、実用性が最高すぎて近所の外出によく履いていました。

が、わたしのパーソナルカラーは泣いても笑ってもオータム。アクセサリーは地金のものは全てゴールド。しかもそんなときにいつも持ち歩くバッグは黒エナメルのエルベ。うーーん…。そこにシルバー持ってきます?笑

 

 

 

 

 

これを買った時期、ファッションについてだいぶ迷走しており、シルバーのものも必要かもしれない…!となぜか勘違いしたのですが、その後のスタイリストスクールの授業で我が師匠が「ミニマリストは、余計な枝葉を増やしてはいけない」と言っていたので、ああそうかと目が覚めて手放すに至りました。正確にはひと夏使ってから捨てたんですけどね。

 

 

 

 

 

しかし、この2足を捨てた理由がもう一つあります。今回はそれに絡めてパーソナルカラーのお話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

パーソナルカラーによって、似合う「質感」が違うのってご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

実は、オータムタイプのわたしは、「光沢」が苦手なのです。

 

 

 

 

 

断捨離した靴は、どちらもラメ素材のアッパー(シルバーの方は見づらいかもしれませんが、細かなラメの生地です)。

ラメって光りますよね。そう、わたしには似合いづらい質感だったのです。

 

 

 

 

 

 

ラメが大きくても小さくてもだめで、とにかく光沢はNG。逆にオータムタイプに似合うのは、マットな質感です。ですからアクセサリー一つとっても、普通のイエローゴールドより、マットなもののほうが似合うのです。

(しかしアクセサリーに関しては、わたしは「似合う」より「好き」を優先しており、光るゴールドのものもよく身に着けています)

 

 

 

 

 

ちなみに光沢が似合うのはスプリングさんとウィンターさん。これはメイクに関しても言えることですので、パーソナルカラー診断を受けたら、お持ちのアイカラーやリップのテクスチャーもチェックされることをオススメしますよ~

 

 

 

 

 

 今回はここまでです。パーソナルカラーについての記事もまた増やしていく予定ですのでお楽しみに…

 

 

 

 

 

 

顔パーツ診断でわかる、似合うもの

この記事では、顔パーツ診断のタイプ別に似合うものをご説明します。 

顔パーツ診断についてはコチラ↓

rie156156.hatenablog.com

 

①フェミニン×ヤング(女性らしく、若々しい)タイプ

・小花柄、小さいドット柄、小さくてランダムなドット柄

・細かい柄

・細かいフリル、レース

・小さいボタンや細いリボン

・小さめの丸襟

・バレエシューズ

・シフォン、チュール、ガーゼ、モヘア、毛足の短いファー

 

ワードは「曲線」「線が細い/柄が小さい・細かい」「薄くて柔らかい」です。

「賑やかさ」も大事で、柄が細かくてフリルもリボンもついているブラウスに、小さいパールがたくさんのピアスを合わせるとか、それぐらいしてもうるさくないのがこのタイプ。

一言で言ってしまえば“可愛らしい”テイストが似合います。

 

②マスキュリン×ヤング(男性的で、若々しい)タイプ

・細いボーダー、細いストライプ、細かいチェック柄

・シャツ襟

・ピンタック

・ロゴ(小さめ、ブロック体)

・四角いポケットのついたカーゴパンツやワークジャケット

・細いラインのデザイン(切り替えやテープなど)

・プラスチックのファスナー、ジッパー、ボタン

・スニーカー全般

・リネン、パリッとしたコットン、ナイロン、キャンバス、ダンガリーなど。またはシャカシャカするような素材

 

ワードは「直線」「柄が細かい/線が細い」「薄くてハリがある」。

スポーティー、ストリート、スクールテイスト、ワーク、ミリタリーと親和性が高いのがこのタイプ。さっぱり爽やかなファッションが似合います。モードなものも混ぜて大人っぽくしてもいいですね。

また、こういったイメコン診断は基本大人の女性向けなので、一番少ないのがこのタイプではないかと思います。

パールは丸いけどデザインは直線的。アシンメトリーで賑やかさもあり、ヤングならフェミニンでもマスキュリンでも似合う

www.tasaki.co.jp

 

③フェミニン×アダルト(女性的で、大人っぽい)タイプ

・大きい花柄、大きいドット柄、ペイズリー柄

・ラッフルフリル

・カシュクール、ドレープデザイン

・大きいリボン

・大粒のパール

・ファー、ツイード、ベロア、スエード、厚手のローゲージニット、柔らかくしっとりしたレザー

 

ワードは「曲線」「柄が大きい/線が太い」「厚手で柔らかい」。

大人っぽくリッチなスタイルも着こなせるため、このタイプの方からはユニクロが似合わなくなってきた…との声がよく聞かれます。

顔が大人びてくると、薄い素材だと調和しづらくなるからですね。

フェミニンスタイルが好みでなくても、丸みや柔らかさを意識すればOK

www.maisonmargiela.com

 

④マスキュリン×アダルト(男性的で、大人っぽい)タイプ

・太いボーダー、太いストライプ、大きいチェック柄

・太いライン、大きいカラーブロック、バイカラー

・クラシカルなトレンチコート、ブレザー

ライダースジャケット

・金属のファスナー、ジッパー、ボタン

・ローファー、エンジニアブーツ、ポインテッドトゥやスクエアトゥの靴

・デニム、レザー、エナメル、サテン、ヘビーオンスの(厚手でゴワゴワしている)コットンやチノ素材

 

ワードは「直線」、「柄が大きい/線が太い」、「厚手で固い」。

ハードでクールな感じが似合い、モードも得意です。フレアスカート類もデニムやレザーなどを選べばしっくり来るはず。

結婚式のお呼ばれなどオケージョン服も、ワンピースやドレスではなくパンツスタイルにしてもいいですね。

 

ティファニーのボーンカフがハマる!

www.tiffany.co.jp

 

 

それぞれのタイプごとに得意なアイテムとテイストを記載しましたが、直線や曲線などのワードでも表現しているのは、テイストに囚われすぎて欲しくないと思っているからです。

フェミニン顔だけどフェミニンは好きじゃない、な方もいることと思います。このタイプだからこれは似合わない…ではなく、アンダーラインで示した「ワード」が効いたようなアイテムをミックスしたりして、似合わせにチャレンジして欲しいです。

レース素材だけど形はブルゾンでメンズライク!みたいなことです

www.andon-jione.com

 

「似合う」を楽しむもよし、「好き」とミックスさせるもよし!柔軟に考えられるのがこの顔パーツ診断のいいところです。

 

 

顔パーツ診断は㈱フォースタイルの著作物です。