わたしの好きなミニマリストの方々
わたしはミニマリストではありません。
ミニマリストもどきです。
家の中の物の量はそれほどでなくても、日々の生活に追われると、つい整理整頓を怠りがちです。旦那さんにも、これはここにしまえ!とか強制しているわけでもなく、彼には彼の住所不定のモノが溜まっているエリアがあったりして、そのへんの片づけをたまに促すくらいです。
しかし洋服に関しては、少数精鋭で回せて、いつも納得のいくコーディネートができるようになってきたかな、と少し自信がついてきたように思います。これはスタイリストの勉強を始めたおかげなのは言うまでもないのですが、ミニマリストの先人達のように洋服を減らし、その方々の着回しの手法や洋服の選び方を参考にさせて頂いてきたからでもあると思います。
今回は”パーソナルスタイリスト×ミニマリスト”になりつつあるわたしが影響を受けた方々について、語りたいと思います。
近藤麻理恵(こんまり)さん
活動の拠点をロサンゼルスに移し、米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれた、今や超有名人のこんまりさん。わたしが断捨離に目覚めた、最初のきっかけになった方です。
「ときめくものだけ残す」という感覚や感情に訴える片づけの方法は、誰も言い出したことのない斬新なものだったと思います。特に下着の収納の方法は、引き出しの中が色とりどりのお菓子を並べたショーケースになるようで、今でも自分の下着を出し入れするたびに少しうれしくなります。ええ、わたしも女子なんです。
ゆくゆくはこんまりさんのように、きちんと整理整頓された部屋に、オシャレな飾り物をさりげなく効かせる…そんな理想の家に住みたいなぁと夢見ています。
ゆるりまいさん
自称「捨て変態」。この方のガラーーーンなお部屋の写真、見た事ありますか?笑
東日本大震災を機にミニマリストになっていった経緯を漫画で描いた「わたしのウチには、何にもない」は読み物としても面白く、わたしも3巻まで持っています。またこの方も「お気に入りだけに囲まれて暮らす」はこんまりさんと共通していて、清々しいほどモノがないお部屋と、収納の中に調度品のように収められた雑貨や食器などのセンスがとても素敵です。
わたしはさすがにここまではなれませんが、美しい収納の仕方や物欲に打ち勝つ方法など、参考になります。

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります
- 作者: ゆるりまい
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/02/28
- メディア: 単行本
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やまぐちせいこ さん
こちらの本↓

服を捨てると幸せが見つかる 毎日が心地よく変わる「片づけ」レッスン
- 作者: やまぐちせいこ,目野裕士
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/05/26
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ファッションの系統が違うので買うまでには至らなかったものの、モノトーンの洋服に赤や黄色の靴下でアクセントをつけるコーディネートがとても素敵で、これが発売された当初、地元のブックカフェに通っては熟読してました(買おうよ)。
この方は著書も多く、同じはてなブログ「少ない物ですっきり暮らす」の他、最近ではYouTubeにもたくさんの動画をアップされてます。動画は相変わらずセンスと効率のいい着回しに、アコースティックギターの軽快なBGMも心地よく、ついつい見入ってしまいました。わたしもこれからもマメにチェックして、参考にさせていただこうと思います。
【ミニマリスト】7着で25コーディネイト!少ない服で着回すコツを紹介。
おふみさん
かわいくてオシャレなイラストが目を引くおふみさん。
「私服の制服化」といったテーマで着回しを実践されていらっしゃいますが、毎シーズンの確かな洋服選びには脱帽です。着回せて、オシャレ。同じコーデは何回も着てOK。ブログ「ミニマリスト日和」の他、YouTubeもやってらっしゃいます。
【バッグの中身】最小限の荷物セット。What's in my bag?おふみ
おふみさんの洋服の買い方はとても計画的で、何を買ってどう組み合わせるかだけでなく、どこでどう買うかもしっかり決めてから買い物されているようです。雑誌を参考にしたり着回しを考えて、着たいものを具体的にイメージし、手持ちの服とともにイラストに描き、それをもとに、シーズン初めにまとめて購入する…といった感じ。
わたしも同じような手法をとってみたら、納得のいくワードローブをだんだんと揃えられるようになってきました。イラストが苦手でもスマホのメモなどで手持ちの物を箇条書きにするだけでも、わたしの場合は頭を整理できました(買い物中に行き詰ったとき、いったんカフェに入ってこんな事をしています笑)。買い物の失敗が多い方、この方法オススメです!!
【番外編】しぶさん
唯一の男性なのですが、何年か前にこの方の著書か何かで見たワードローブで、アウターに黒のスウェットパーカー・ブルーのレザーライダースジャケット・ネイビーのステンカラーコートをお持ちになっていて(記憶があやふやなので、色がこの通りではなかったかもしれません)、真冬にそれを全部重ねて防寒する着こなしが、今でもとても印象に残っているんです。一億総活躍社会とはこのことだなと(?)。
例えば3月のはじめごろなど、まだまだ真冬並みに寒い…でももう暦の上では春だし、冬の季節感出したくない…みたいな人には非常に有効なテクだと思います。薄手のものをたくさん重ねた方が保温性に優れているという説もありますし。
ちなみに今ではより機能的なファッションをお好みのようで、洋服選びもスティーブ・ジョブズさながらです。わたしも男に生まれ変わったらやってみたい。
【全11着】クローゼットの中身と着こなし by ミニマリストしぶ
以上、わたしが影響を受けた5人の方を紹介しました。洋服の着回しだけでなく、生活を少しでも良くしようと様々なことを実践されている皆さん。わたしも快適でムダのない生活を送れるよう、少しずつ色々試していきたいと思っています。