冬のトップス、4着に絞ってみます?えっ少ない?
はーい。
冬って、何着ますか?やっぱりトップスにはニットが欠かせませんよね。
前回の記事↓
をたくさんの人にご覧になって頂けたようなので、気をよくしてニットのバージョンも作ってみました。
今回はよりミニマル志向な方向けに考えてみました。
ラインナップは以下の通りです。
・クルーネックニット
・Vネックカーデ
・タートルネックニット
この3着に+襟付きのシャツがあると、
・それぞれを一枚で着て4パターン
・クルーネックの中にシャツ
・カーデの中にシャツ
・カーデの中にタートル
・シャツの中にタートル………で8パターン。
4着で8通りもの着こなしができちゃいます。
(シャツやニット一枚じゃ寒いので、ヒートテックなどのインナーを着ることを想定)
一枚目クルーネックニットは、差し色になるものを選びましょう。さらにケーブル編みやモヘアっぽいものなど、生地に表情があるものが〇。一枚でサラっと着てもさびしくありません。
二枚目のVネックカーデは、ベーシックカラー、薄すぎない生地、ボタンを全部留めて一枚でも着られるよう、開きが深すぎないものがオススメです。
キュッと巻くだけの手間いらずな細いスカーフをプラスすれば、忘年会やデートなどのときに適度な肌見せとトレンド感が叶います。
三枚目のタートル。薄手のもの、と書きましたが、ユニクロや無印で手に入ります。
薄手にしておけば、上にシャツやカーデを重ねられます。シャツを色や柄物にするのであれば、これもベーシックカラーがいいでしょう。
最後に襟付きのシャツですが、ふつうの四角い襟のものでももちろんOKですし、トレンド感を出したい方は、こんな丸い襟のものもオススメ。バンドカラーと言って、少しフェミニンな印象になります。
もっとカジュアルがお好きな方は、クルーネックニットをパーカーに変えても。いずれにせよ、色・形・質感をずらしたラインナップを意識するのはコートのときと同じです。色の濃淡や色相(赤とか青とか)、襟の有無、Vネックか丸首か、フラットな生地か凸凹しているか、毎日のコーデの印象を変えるには、そう言った視点でぜひ洋服を選んでみて頂ければと思います。
最後に注意点が一つ。今はドロップショルダーのトップスがものすごく流行していますが、あまり肩が落ちすぎているものだと、上に重ねるものも同じようなものを選ばないと、腕がつっかかって身頃がたるみ、モッタモタになってしまうので気を付けてくださいね。これね、手持ちのアウターを重ねようとしてできなかったりして、すごく悲しくなりますからね。(経験済)
いかがでしたでしょう?ミニマルにオシャレしたいみなさま、一着一着のパフォーマンスを最大限に活かして、この冬を賢く乗り切りましょう…!
2着で行きましょ!ミニマルなコート選び
はーい。もう、今年のコートの準備はお済みでしょうか。
この11月は暖かったので、もしかしてまだな方もいらっしゃるのではないでしょうか。まぁわたしもその一人です。
タイトルの通り、今年もアウターは2着で行こうと思っています(しかし最近物欲がひどいので、もしかしたら3着になってしまうかも…)。だって値段は高いしかさばるし、少なくて済むならその方がいいと思いませんか?
ちなみにストールを2本に決めた記事はコチラ↓
そこで今回は、30代の女性向けに、2着しか選べないなら何を選ぶか、パターンをいくつか考えてみました。
①ノーカラーダウン/Pコート
ダウンはノーカラーなので、フェミニンなスカートなどとも相性がいい上、首にストールを巻いてももたつきません。ピーコートは今季流行のブラウンが新鮮。
例えばお子さんがいる方でも、どちらも濃色なので汚れも気にならないし、+デニムで公園スタイルも。初詣や帰省などの場面も想定し、どちらを選んでもきれいめもカジュアルも叶うようにしました。
②エコムートンライダース/Vネックノーカラーコート
こちらはトレンド重視な方向け。ヴィンテージっぽい雰囲気が流行し出している今、エコムートンのライダースはitアイテムと言えましょう。今年よく見かけるピンクベージュやキャメルもアリですが、ここはあえて濃いブラウンで、ムード強めに。爽やか色のコートもオシャレさんならでは。イベントに大活躍してくれそうです。
③ボアフリース/ダッフルコート
最後はカジュアル好きさんへのセレクト。ボアのアウターも今季豊作ですね。大人気のパタゴニアは、ツートンカラーでよりスポーティなものを選び、フェミニンなボトムをガッツリぶつけるのがオススメです。これはキッズ向けですが、大人の女性がXXLサイズなどを選んで購入しているそうですよ。ロング丈のダッフルは、おめかしにもデイリーにもいけます。
セレクトのコツは、
・暖色と寒色(黒は、寒色として捉えます)
・ロング丈とショート丈
・柔らかい生地と固い生地
と、服の3要素である
色・形・素材 を全て違えたことです。
いつも同じようなコーデになるのを避けたいのであれば、特に色と形は、それが違うことで印象がガラっと変わるので、なるべく大きくずらすといいと思います。
形に関しては、防寒の意味で丈が長いものを必ず一着選んでいますが、こだわらない方は直線的な形or曲線的な形で選んでも(上記の例なら、ピーコート・ブルーコートは直線、ノーカラーダウン・ボアフリース・ダッフルは曲線、ムートンは直線と曲線のミックスになります)。
素材についても、冬は他にもファー、ツイード、レザーなど、バリエーションが豊富ですので、自分のライフスタイルや好みに合わせて選んでみて下さいね。
自分に似合うものを知ったうえで選びたい方は、パーソナルカラー診断はもちろん、似合う形と素材がわかる以下の診断をぜひどうぞ。↓
いかがでしたでしょう?いよいよ冬本番、ミニマルなアウター選びの参考になればうれしいです。
おしゃれは足元から、とはよく言ったもので<レッグウェア>
今回は、靴下やタイツなどのレッグウェアについてです。
わたし、洋服・靴・バッグの数は絞りたいと思っているのですが、レッグウェアはどうしてもどうしても増える一方です。
というのも、たった一足のそれがコーディネートの出来栄えを大きく左右すると思っていて、これまでも何度も助けられてきたからです(防寒という機能的な意味でも欠かせないのですが)。
そこで今回は
- わたしの靴下&タイツコーデ
- パーソナルカラータイプに合った、レッグウェアの選び方
をご紹介したいと思います。
まずはコーデから。
◆白リブソックス
黒サンダルに白いソックスを履いたことで、トップスのボーダーを足元でも繰り返して、まとまりを出すようにしています。わかりづらいですが太リブの生地なので、アウターのスポーティ感と合わせる効果も。
◆ラインリブソックス、千鳥格子柄ソックス
普段メガネばかりなので、こんなプレッピー(学生っぽい)テイストのコーデをよくやります。千鳥柄のソックスはネイビーとワイン色が入っていて、わたしのワードローブにもピッタリです。
◆白ソックス
素足にサンダルでもいいのですが、バレエシューズと合わせておとなしめに、かつカジュアル度を高めています。フェミニン過ぎるのが苦手なので、照れ隠しみたいな意味合いで使うことも多いです。
◆グリーンソックス
この日は8月の終わり頃だったのですが、少し秋を先取りしたくて、スカーフとの二本立てで色を加えました。デニムスカートとともに寒色の面積も増えて、全体の色味が引き締まります。
◆アイボリー細リブソックス
やっぱりこのバッグには靴下が合う気がします。バッグ自体が、カジュアルでレディでキッチュな存在なので、女っぽい靴+ソックスという合わせ方とリンクするのかも。色はパールと、素材はカジュアルな洋服と合わせます。
◆グレータイツ
マフラーぐるぐる、ローファーにタイツで昔の女学生(今の女子高生もやるのでしょうか)みたいにしてみました。気の抜けたちょいダサコーデも、たまにやりたくなります。
◆グレージュタイツ
パーソナルカラーがオータムのわたし、同じ鈍いトーンで揃えるコーデが似合うので、こんな色のタイツも買ってみました(一番最後の画像の、右側のものです)。
さて、ここでパーソナルカラーの話が出ましたが、やはり足の先までパーソナルカラーを意識すると、より本人と調和して見えます。
タイプごとの、オススメの色や素材は
●Spring…にぎやかな色遣いが得意なので、靴やボトムの色と正反対のものや、ハッキリした柄物などが効果的。ラメ素材も似合います。
●Summer…Springとは逆で、コントラストが強いのが苦手なので、ボトムと靴をつなげるような色を選んでみて下さい。靴下なら、肌色に近いグレージュやピンクベージュなどもオススメ。チュールやフィッシュネット、マットな杢素材(↓)もいいです。
●Autumn…Summerと同じ、グラデーション配色が得意ですが、大きい柄物も似合うタイプなので、キャメルのボトムにバーガンディのタイツなど、同じようなトーンの中で色味をチェンジするのが◎上の杢素材も似合いますよ。
●Winter…大き目のコントラストが得意なので、あえて靴の色と同じにし、ボトム 対 足元でガツンと対比させるようにすると、よりお似合いです。ラメがたくさん入ってギラギラしたようなものも、とても映えます。
ちなみに素足やストッキングは嫌だけど、コーディネート的にこれ以上色味を足したくない…そんな時は、変に主張することのないグレーがオススメです。
ただの黒だと、せっかくコーディネートの色を計算して整えても、急な強い色で台無しにしかねません(コーディネートにもよりますが、黒の似合うウィンターさんだとしても、安易に選ばないでほしいです…!服のテイストに合わせて素材を変えたり、黒に近いグレーなどをぜひ!)。わたしはダークグレーのものばかり、素材や長さ違いでいくつも持っています。
↑服のマイルドな色味と、バッグと靴のハッキリした色を、靴下でつないでいます。
ちなみに靴下やタイツはほとんど靴下屋で買っています。ただの無地ソックスでも、リブの有無や太さ、丈の長さとバリエーションが豊富で、出したいイメージにぴったりの靴下に出会うことができます。タイツも今年もすばらしくて、今らしい絶妙な色のタイツや、ケーブル編みやリブタイツなど、たくさんありましたよ〜
色チ買い。リブのも欲しかった…
いかがでしたでしょう?
収納場所も取らず、ロープライスですぐに取り入れられる靴下のおしゃれ、ぜひ取り入れてみては…!
腕時計、持ってますか?
今日は腕時計の話をします。
と言っても、カルティエとかの話ではなくて恐縮ですが。
もう5年近く使っている腕時計があります。ジュエリーブランドのeteのものです。
確か31歳ぐらいのときに、仕事で使える時計が欲しくて買ったのでした。
はじめは、グレージュ色で細かいクロコの型押しのベルトでした。
カーディーラーを辞めてから、ワインバー以外の仕事では毎日つけていました。ホテルフロント時代は、ロビーにいて時間がすぐにわからないと困るようなこともあり、欠かせない仕事道具の一つでした。
そのためだんだんとベルトの表面が剥がれ、内側も皮脂汚れがひどくなり…昨年、地元の百貨店でベージュのベルトに交換したのですが、完全にフェイスの色とも肌色とも同化して、ファッション小物としての存在感が皆無になってしまいまして。つい先日、また同じ百貨店で別のベルトに交換し、画像のとおりに落ち着きました。
そこまでして使いたい理由は、フェイスの色とデザインがとても気に入っているからです。小さめの長方形のフェイスは、わたしの好きなクラシカルなファッションによく合います。今のベルトとの組み合わせにしたことで、ヴィンテージ品のような雰囲気さえします。
他に持っているのはこの2本です。
黒いのはCASIO。これに出会うまで電卓のイメージしかなかったんですが…4,000円ぐらいだったんですがそう見えなくないですか?(自己満)トラッドなコーデのときによくつけます。
ゴールドはBULOVAという、アメリカのブランドのもの。ステンレスのベルトって、皮のものよりフォーマル度が低いそうで、レザーではカチっとし過ぎてしまうようなときにつけます。
20代の頃はNIXONにハマっていて、4本ぐらい持っていました。
コレとか。ミントグリーンで、夏にバングルがわりにつけたり。
一番長く使ったのがコレだったと思います↓ なつかしいな。
ニクソン NIXON THE TIME TELLER ACETATE タイムテラー アセテート ニクソン 腕時計 レディース トートイズ A327-646
- 出版社/メーカー: NIXON(ニクソン)
- メディア: 時計
- この商品を含むブログを見る
あとは卒業したスクールの先生が、最近AppleWatchをつけていらして。
先生が外でお仕事のときにご一緒させていただいたのですが、そのときのコーデが、カーキ色のノーカラートレンチ、ピンクのパンツ、ガンメタ色のブーツ。それにワッフル素材のカットソー、荷物がガシガシ入るガチなボディーバッグといった組み合わせで、ゴールドの金具のついたレザーバンドのAppleWatchが、スポーツミックスコーデの要のような存在感を醸し出していて、そりゃあもう素敵でした。
今はスマホで時間を見ている人が多いですよね。ダニエルウェリントンがあれだけ流行ったとは言え、腕時計をつけている人が少ないように見受けられますが…時計って小物の中でもけっこう存在感があって、その日の装いにぴったりリンクすると、コーディネートがものすごくブラッシュアップされるような気がします。旅行などで、乗り物の時間が気になるようなときはサッと見られて便利ですしね。
秋冬になるとどうしても目立たなくはなりますが、ニットの袖からふと覗いて、ベルトや金具の色がアクセサリーとリンクしていることがわかる瞬間…なんだかとてもオシャレに思えませんか?お気に入りの一本の時計、探してみてはいかがでしょうか。
ボトムス選びに大失敗している話
はーいこんばんは。
「少ない服で着回す」が大好きだと言い続けて久しいですが、
最近自分のワードローブにおいて、なんだかまた迷走しているので今日はそんな話をしたいと思います。
それは、ボトムスについてです。
以下の画像をご覧ください。
汚い手書きで申し訳ありませんが、もうコメントはいりませんね。色が偏ってるってだけの話です。
これね、インスタで自分のプロフィール欄で過去の投稿をズラーーっと見られるんですが、だいたいが白かベージュっぽいトップスに下がブルーなんですね。途中で慌ててカーキ色のアウターの投稿を追加したりする始末です。
説明しますと、まずジーンズ(UNIQLO)はヴィンテージっぽい色落ち加工と、形がとてもきれいで、これは買ってよかったなと思っているアイテムです。
デニムのスカートは、以前も持っていましたが夏は汗を吸うし、冬は風を通しづらいし、年間を通してとても使いやすかったので、これもいいです。カジュアルdayだけどジーンズじゃ男の子と変わらないスタイリングだな…ってな時に、タイトスカートというところで今のわたしにちょうどいいフェミニンさをプラスしてくれます。
しかし、ジーンズと色も素材もいっしょじゃん。チノとかの方がいいかな。でもアウターもトップスもキャメルが増えがちだから、ベージュにしちゃうと全身ベージュになっちゃうんだよな。オータムだからベージュベージュでもいいのかな。ちょっと再考する必要があります。
そしてGUのチェックのスカート。ここまで買った順に紹介しているんですが、いくら柄物とは言え、ここでデニムたちと色が被ることに気づくべきでした。
たぶんコレとかだったらよかったんです。↓
実際買おうかどうか少し迷っていたブランドでもあります。まずわたしの地元には売っていないので試着も容易ではなく…ガリなわたし、なかなかお直ししないで履けるスカートが見つけづらくてですね…GUやUNIQLOのいいところは、サイズが豊富でどこでも買える点ですね。フレア具合も丈もちょうどよかったし、なんたってお値段が優秀すぎて…気に入っていないわけではないのですが、ちょっと…失敗でした…
さて、少ない服で着回したければ、アイテム選びには本当に慎重にならないといけません。いつも同じような格好をしているように見られたくなければ、アイテムの「色」、「形」、「素材」、極力バリエーション豊かに揃えたいところです(豊かすぎても、まとまらなくなって失敗しますが)。
この秋の「少ない服で着回す」、色が赤と青とベージュばっかりで、もう少しバリエーション増やしたかったと思っています。3色あるからいいのかしら?↓
このことについてまた進展があったり考えがまとまったら、続きの記事も書きたいと思います。本日はここまで…
グレー大好き!~Kちゃんの「好き」を活かして~
前回に続き、同時にモニターさんになってくれたKちゃんへのスタイリングをご紹介します。
前回↓
Kちゃんも、わたしと同じ30代。1歳の女の子のママで、趣味は音楽です。
ボーカリストとして地元のイベントなどで活動していて、お子さんが産まれてからは、抱っこしたまま歌ったり、お菓子を食べさせている間に一曲歌ってすぐ戻る…なんてこともあるそう!パワフルー!
そんなKちゃんは、グレーのトップスが好きでつい集まってしまうが、数が増えたので絞りたい、そしてコーディネート案を教えてほしいとのことでした。
当日はKちゃんのお宅におじゃまさせてもらったので、実際にグレーのトップスを見せてもらうと…なんと10枚近くもありました(!)。よく集まったなぁ。
まずパーソナルカラーの診断はサマーでしたので、グレーは得意な色。よかったねKちゃん。
その中でも、ラメが入った生地や、ジップがゴールドのもの、コントラストの効いたボーダー柄などは似合いづらいので、処分してもいいかも…とアドバイスさせてもらいました。
すると一着、わたしの目を引くものがありました。毛足の長い、ミックスグレーのシャギーニットです。
(画像はイメージです)
フラットなカットソー素材のものが多い中、このニットは華やかで存在感がありました。ファーのような質感で、フェミニン×アダルトなKちゃんにお似合い。Kちゃんは特にアダルト度合いが高かったので、ぜひこれを着てほしいなと思い、コーディネートを作ってみました。
Kちゃんがこの季節、イベントなどで歌うときのスタイリングです。
ニットに合わせたのは、淡い水色のプリーツスカート。重いニットの下から軽いスカートを覗かせて、素材のミックスを楽しみます。
Kちゃんの体型診断はI型でした。I型さんは、上半身と下半身でボリュームにメリハリをつけたコーディネートがお似合い。ヒップまで来る長めのこのニットに、膝ぐらいのスカートを合わせることで、長い×短いのシルエットを作れます。
足元は太いヒールのブーツで、歌うときも安定しやすく。その他の小物で、ステージ衣装っぽい雰囲気を出します。バングルは、ニットの上からつけます。
胸元にポチっとつけたブローチは、猫がギフトボックスから顔を覗かせているようなデザインです。実はKちゃん猫が大好きで、猫グッズをたーーっくさん持っているのです。クリスマスも近いので、こんなデザインを選んでみました。
輝きの強いラインストーンはサマーさんはニガテですが、2ndのパーソナルカラーがウィンターだったKちゃん、ボックスのロイヤルブルーもお似合い!
最後に全体の色味ですが、ハットから靴まで、下に向かって薄くなるグラデーションになっているの、お気づきでしょうか?サマーさんは、色んな色をたくさん散りばめるのが得意なスプリングさんとは違い、グラデーションのように全体をなじませる配色が似合うので、それを意識してスカートとブーツの色を決めました。
いかがでしたでしょう?グレーにパステルカラーを合わせるのは考えたことがなかったと言ってたKちゃん、お似合いなのでぜひ試してみてねーーー!
「顔と体形がアンバランスなんです」~Cちゃんのお悩み~
先日、友人2人に3つの診断(パーソナルカラー、顔パーツ、体型)のモニターさんになってもらいました。
顔パーツ診断と体型診断についてはコチラ↓
そのうちの一人、Cちゃん。わたしと同じ30代、身長は165cm近くあり、とてもスタイルのいい女の子です。
案の定体型診断はX型。顔パーツ診断はフェミニン×アダルト、パーソナルカラーはスプリングでした。
ファッションのお悩みは、「カジュアルが似合わないような気がする」とのことでした。その原因は、本人の顔立ちによるものでした。
Cちゃんは、かなりフェミニン度合いが高い顔立ち。フェミニンさんに似合うのは、シフォンやベロアやファーなど、素材で言うと柔らかいもの。柄やディテールは曲線的なものが得意で、フリルやドレープ、リボン、ドット、花柄などです。例えばGジャンや綿のシャツなどの固い素材のものや、ボーダーのTシャツなんかより、どうしても女性らしい雰囲気の洋服の方が、本人の顔立ちには似合うのです。
(※上記は一例なので、フェミニンさんにも似合うカジュアルなものは、もちろん他にもあります)
しかし、体型診断はX型。固くてハリのある素材を着こなせるボディの持ち主なので、顔パーツ診断とでは、似合う素材が異なります。
このことを伝えると、「そうなんだよ、顔と体形が合わないんだよ」と、本人も悩んでいたことを口にしてくれました。
さらにヒアリングを進めると、「たくさん歩く予定の日にスニーカーで出かけたいけれど、どうも何を合わせたらいいか、しっくりこない」と話していました。
とりあえずその時は口頭で、「顔パーツ的にはフェミニンな物が似合うので、アウターでカジュアルなものを着たら中は思いっきりフェミニンなワンピースを着たり、ミックスコーデにしてみるといいよ」と伝えてきたのですが、
こういうことは言葉より画で説明した方がわかりやすいことも。
さっそくCちゃんへ、秋のスニーカーでお出かけコーデを作ってみました。
作成に使ったのはiQonというアプリです。
まず、トップスはスプリングさんのビビッドなイエロー。体にフィットして、首周りが開いているリブニットはX型さんにお似合い。フレアな袖と太いリブはフェミニンな顔立ちに、袖口の色の切り替えで色数が増えているところも、スプリングさんに似合うポイントです。
ボトムとスニーカーは定番のものを選んで、手持ちの物を応用しやすく。高身長のCちゃんなら、ワイドジーンズもカッコよく履きこなせます。明るめのブルー、2色ラインが入ったオールスターと、ここでもパーソナルカラーを意識。
ヘッドアクセはベロア、バッグはファーと、ここは素材を顔立ちに合わせます。色だけでなく素材もたくさん使うのも、スプリングさんに効果的。バッグのストラップはナイロンで、ほんのりスポーツテイストを感じるので、スニーカーの雰囲気とマッチしています。色はニットともデニムとも離れたピンク系を使い、3色でにぎやかにしています。
ダルメシアン柄のピアスで遊び心を加えたら(コントラストの効いた細かい柄も、スプリングさんにお似合い)、ベルスリーブから覗く手にはリングを重ねづけして女性らしく。アクセサリーも全て曲線的な形で、ここでも顔立ちとの相性は外しません。
最後にスニーカーと同じアイボリー色のベルトでウエストマークして、フィニッシュです。
…と、ついついいつものノリで濃いめなコーデを作ってしまったので、もう少しマイルドなのも一つ。
Cちゃんは当日、グリーンのタートルネックのニットにスキニーデニム、ダークブラウンのカッチリしたレザーバッグといったコーデでした。(靴とアウターは見れませんでした)
これをさらにCちゃんの外見要素に似合いやすくするため、バッグを変え、アウターと靴をトッピング。
ニットと反対色のバッグにして、小物はCちゃんのパーソナルカラーと顔タイプに寄せました。トレンチコートは体形に寄せたチョイス。色を4色使っているため華やかですが、一つ一つのアイテムはシンプルなので、挑戦しやすいコーディネートだと思います。
いかがでしたでしょう?
パーソナルカラー、顔パーツ、体型と、自分に似合う物がわかると、コーディネートは自由自在なんです。
また今後も、モニターさんの事例があればご紹介していきたいと思います。